現地時間の25日午後、ファム・ミン・チン首相は中国の遼寧省大連市で開催中の第15回世界経済フォーラムのニュー・チャンピオン年次総会（夏季ダボス会議）に出席した際、世界最大手の中国鉄路通信信号（CRSC）のLou Qiliang取締役会長と会見しました。
席上、チン首相は、「今後、双方は設計から実施、技術移転に至るまでの鉄道開発分野で協力を更に拡大するためのチャンスを模索していくよう」希望を表明しました。特に、中国雲南省から北部ラオカイ省を貫き、北部港湾都市ハイフォンに至る鉄道建設プロジェクトや北部ランソン省からハノイに至る鉄道建設プロジェクト、中国東興（ドンシン）ルートからモンカイに至る鉄道建設プロジェクトに注力する必要があると強調しました。
また、チン首相は、「ベトナムは鉄道部門の人材育成、設計、管理などで中国との協力を強化したい意向がある」と明らかにしました。
一方、Lou Qiliang取締役会長は「鉄道分野でベトナムとの協力を拡大するよう」希望を表明するとともに、「CRSCは人材育成や研究開発分野でベトナムと協力する用意がある」と強調しました。
(VOVWORLD)
